姫路の隠れ家レストランでウェディングパーティー(前編:和装)
姫路の隠れ家レストランで実施した、ウェディングパーティーのレポートをご紹介します。
挙式のご相談をいただいた際は、少し前にご入籍は済まされており、いつ結婚式をするかを検討されていました。コロナ禍でタイミングが分からなくなってしまったご夫婦は、世の中に沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
今回、ご新婦様が大切にしていたポイントとして、こんなご要望を伺っていました。
- ご入籍から2年が経ったタイミングだけれど、近しいご家族・ご親族様と改めてご挨拶、顔合わせが出来る場を設けたい。
- 親御様からのリクエストは、挙式はしなくても良いから、お写真をしっかり残したい。
隠れ家レストラン「静かな向かい風」
会場は、兵庫県姫路市の夢前町。のどかで、ゆったりとした時間が流れる場所です。

そんなところに突然現れるレストラン。
パーティに選んだレストランは、「静かな向かい風」です。元々はご自宅だった邸宅をレストランにされたとのことで、趣のある外観も素敵です。


会場は、自由に動き回ってもらえるように和室と洋室の両方。
植物が彩る美しい庭には、大きな木があります。
新郎新婦の衣装
今回は2種類の衣装を採用されました。ひとつは憧れていた白無垢に綿帽子姿。そして和装で白を着るから、と、ドレスはカラードレスでご準備を進めました。
和装姿のお支度
お支度は、敷地内にあるカフェで。まずは和装姿からご準備です。
新郎様は、普段慣れない場に緊張されたご様子でした。お支度中に新婦様とお話して緊張を紛らわしておられるようでした。




仕上がった白無垢姿は、大変素敵でした。
新郎様の紋付袴は、実は新郎様の他界されたお父様のお持物を、ご親族様が直前に見つけてくださったそうです。新郎様のハレの日に着てもらうことができて、お父様も喜んでくださっているのではないでしょうか。


ヘアスタイルはヘアメイクリハーサルの時から相談しながら、普段チャレンジしない日本髪らしさを取り入れるスタイルへ。

紅白のヘッドパーツもよくお似合いでした。

お支度が完了してから、新婦様のご両親様とファミリーミートへ。


振り返った親御様は、美しい花嫁姿に、すごく喜んでくださいました。




これからも宜しくお願いしますの気持ちを込めて、改めてご挨拶されていました。
紅差しの儀
お母様から最後の身支度となる紅差しの儀も行いました。

お母様は非常に緊張されていて、ふるえる手を支えながら紅を差しておられました。親子の時間を改めて設ける、そんなお時間にも意味があります。

ご親族様が少しずつ到着されました。その間に、会場の一角でお二人での写真撮影です。



会食の準備
レストランの方でも会食会のご準備は進んでおります。
併設の自家農園で取れたこだわりのお野菜が魅力的です。



会場のセッティングも少しずつ進んでいます。キッズゲストには、カメラマンの任命も。


8月のため、席札はうちわにしました。

アンティークなこだわりの家具で雰囲気のある空間に仕上がっています。

ウェルカムスペースには皆さんと完成させるウェディングツリーも登場です。
来てくださるゲストと一緒に記念の形を創り上げる、結婚証明書です。



新郎新婦入場、会食スタート
準備が整い、参加者が集まり、お食事会のスタートです。


早速ご親族様からカメラが集中。近しいご親族様とのお集まりだからこそ、アットホームな距離感であたたかい空間が生まれます。

おふたりから、感謝の気持ちを込めて、ご挨拶。


近い距離だからこそ、一人ずつに感謝の気持ちを伝えて、乾杯。



お二人もお越しいただいた皆様も、美味しいお食事を囲む時間を楽しんでくださいました。


今回はケーキ入刀の代わりにゲストの皆様と一緒にフルーツポンチを作ります。一人ずつ、瓶にフルーツを入れていきます。

キッズカメラマンも良い瞬間を逃しません。

2人でソーダを注いでフルーツポンチの完成です


みんなで一緒に作成したフルーツポンチは、楽しい気持ちも追加されて、より美味しく感じます。すぐにみんなで一緒に食べられるのも魅力ですね。
白無垢と紋付で過ごした会食の前半のご紹介でした。次のブログでは、ドレスに着替えて会食の後半をご紹介します。
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